京都府道782の一部区間を踏破してきました。
滋賀県道781からスタートして、
京都府道782を行き、世界遺産である醍醐寺まで歩きました。
車で狭い道を走りたくないという理由だけでなく、
一部区間は自動車やバイクの通行を禁止している区間があるため、
選択肢は自転車か徒歩しかありませんでした。
西国三十三箇所の巡礼順路とは逆走した形になります。
ここは、西国三十三箇所の中でもっとも険しい難所といわれている
区間でもあります。
と、言うことで近くのスーパーの駐車場に車を止めて
歩き始めました。
この辺は滋賀県道781です。

割りと狭い道です。
ここから山頂付近までほとんど登り区間です。
普通に歩いていても息が切れます。

札所巡りを徒歩でしている人は、
この橋を渡って山の中へと入っていくのが順路なのでしょう。
我々はそれを横目に通過します。

この辺りが県境なのでしょうか。
とすればここからが京都府道782ですね。

この辺はもう醍醐なんですね。
右の方に逸れる道は柵があって通行止め。
府道782は左側に進みます。

この分岐は左に進むのが府道782。
案内看板がとてもちゃっちいですが、
交通量がほとんどないので問題ないのでしょう。

上の分岐付近にあった案内看板。
我々は醍醐寺を目指して歩いているわけですが…
この地図には「ハイキングコース」なんて生易しい表現がしてありますが、
登山道と表現するにふさわしい険しい道ですよ!

やっぱり交通量が少ないのか、
道の両端には落葉が積もっています。
狭いし、ブラインドコーナーは多いし、
急な勾配が続きます。
でも、まだ序の口。

これもまだまだ序の口。

きつい高低差のヘアピンコーナー。
でもまだましな方だと思います。

2連続ヘアピンコーナーも少なくありません。
かなり勾配が厳しい区間が続きます。
でもまだましな方かと。

山が綺麗だなぁ、
と言うか、いつの間にか高いところまで登ったものです。
でも、まだ登ります。

またヘアピン出現。

登りきって下りに入るといきなり二連続ヘアピンです。
歩きでも辛い勾配です。
登った分だけ今度は下ります。

またヘアピン。

ここは分岐になっている箇所です。
我々は右側からきて、左側へと登っていきました。
それが府道782。
写真には写っていませんが、まっすぐ続く道もあります。
ここからまた登り区間です。

開けたところからちょっと撮影。
山が綺麗です。
まだ登ります。

こんな道を登っていきます。
野生動物との遭遇も夢ではありません。
そう言えば、すれ違った老夫婦から鈴の音が聞こえたのは…
やっぱり熊避けでしょうか?

ここを登っていきます。

まだまだ登ります。

すると山頂付近で神社らしきものが出現。

境内はこんな感じで。

ここは清瀧宮というところらしいです。

登ってきた道を振り返って一枚。
こんなのをずっと登ってきたんですねぇ。

この分岐を右に進むのが府道782。
ここを過ぎると下りです。

こんな面白そうな看板があったので、
どんな道かと期待したのですが、大したことはありませんでした。
って言うか、こんなところで言われても、
車なら引き返すスペースがなかった気が…。
まさか勾配の激しい曲がりくねった道をバックで引き返せと?

柿じゃ!柿が鈴生りじゃぁ!

開けたところから一枚。
高いところまで登ったものです。
近くに関西電力の車が止まっていたのですが、
こんなところのメンテナンスとは大変ですねぇ。

下りもまた激しいヘアピン勾配です。

これは宇治の名木百選に選ばれた木のようです。
看板にそう書いてあります。

こんな勾配の二連続ヘアピンを下っていきます。

こんな見慣れない警告標識がありました。

この辺は下りきって、束の間の平地。
この横嶺峠が最大の難関です。

登り区間は端折って、登りきったところです。
登りはいままでと同じくらいの道でした。
この上に登れば西国三十三箇所のうち、
11番目の札所である准胝堂へと通じるはずなのですが…。
有刺鉄線が張り巡らされていたので、
突破するのはあきらめて下ることにしました。
って言うか、お腹減っていてそんな気力はありませんでした。

下る道はこんな感じ。
車とバイクは通行禁止です。
これでも府道782のはずです。

舗装がなくなってしまいました。
麓の醍醐寺までずっとこんな感じです。
でもまだ序の口。

下ってきた道を振り返って一枚。
でもまだまだ序の口。
こんな道が続くのなら楽でした。

下っています。
でも西国三十三箇所でもっとも険しいとされる難所が、
こんなもののはずがありません。
登った分だけ下るというのが自然の摂理です。

岩が道に転がっています。
って言うか、大きな石もごろごろしていて
スニーカーじゃ歩きにくくてしかたがないです。
うっかりしていると足首を傷めそうです。
登山靴が必要なんじゃないかと思います。
ハイキングロードなんて言葉に騙されて入り込んでしまったばっかりに…。

舗装されていないどころか、
大きな石がごろごろしていて歩きにくいのに
この傾斜です。

木の隙間から下を見て愕然とする…。
下の方に小さく見える屋根がたぶん目指す醍醐寺のはず…
って言うか、こんな道をまだこんなに下るのかよぉ!?
って感じです。

下ってきた道を振り返って一枚。
またこんな岩が…。
これって本当に府道782なの??って感じですが…
地図上は間違いなく府道782です。

ヘアピンコーナーです。
こんなごつごつした道で、こんな勾配で、
こんなヘアピンは御免被りたいです。
そりゃあ三十三個所一険しい難所にもなりますよ。

この道はどこを歩けばいいんだろう?
って感じの下りです。

これは下った道を振り返って一枚。
徒歩で札所巡りをしている人は我々が通ってきた
こんな道を通って、滋賀県にある12番、13番の札所を
目指すんですねぇ…。
しかも、札所巡りをしている人は中高年が多いと思うのですが…。

こんな急勾配ありかよ!?って感じです。
せめて舗装されていれば…。
我々は登山するつもりなんてないんですけどね…。
府道782を歩きたかっただけなんですけどね…。

ここは、右側の崖みたいな道を下って、
左へとさらに降りてゆきます。

下ってきた道を振り返って一枚。

やっと麓だ!
我々はついにやったんだぁ!って感じです。
最後の下りはやっぱり一番険しいです。

醍醐寺へと通じる道で一枚。
紅葉が綺麗な時期ですからね。

この看板を眺めていると知らないおじさんに声をかけられました。
曰く、准胝堂は2008年の火災で焼失したそうです。
それが理由で山頂では道が閉ざされていたのでしょうか。
変わりに麓で11番札所の判子を押してくれるらしいですが、
せっかく登ったんだから、山頂で押してほしいです。
ちなみに、標高たったの400m程度だそうです。

女人堂で一枚。
昔は、女性はここまでしか入れなかったらしいですね。

紅葉が赤いです。

でも黄色っぽい色も悪くはないです。

醍醐寺の中から一枚。
後ろに見える山を、我々は越えてきたんですねぇ。

あの後ろの山を越えてきたんですねぇ。

こんな道でしたが、札所巡りなのか登山なのかは知りませんが、
中高年の人たちとも何度かすれ違いました。
「こんにちは」と挨拶するのが登山のマナーですね。
我々は別に登山するつもりじゃなかったんですが…。
麓の醍醐寺から12番札所までは10km以上あります。
こんな勾配の激しい山を越えるのですが、
中高年とは元気なものですね。
我々の予定では醍醐寺で引き返して、
また同じ道を通って車まで戻るつもりだったのですが…
無理でした。
あきらめて電車で車まで戻ることにしました。
体力的には、頑張ればいけなくはなかったと思うのですが…。
時間がなかったので…。
片道4時間くらいかかりました。
帰りも当然そのくらいかかるはずなのですが…。
着いた時間は14時。
お昼ご飯も食べていないのに、すぐに引き返したとしても
到着予想時間は18時…。
16時を過ぎると薄暗くなるこの季節。
昼間でも薄暗かった山道だとかなり暗いのですが、
当然外灯なんてあるはずもなく…
懐中電灯もなかったので、
無理すると遭難する恐れがあったので、
あきらめて電車で石山駅まで戻りました。
石山駅から駐車場までまた4kmほど歩きましたが。
怖道と呼びたいくらいです。
でも、札所巡りする人たちにとっては大切な道なのでしょう。
けれど、この程度で疲れるとは我々もまだまだですね。
もっと精進せねば!
と、言うことで次回は洗い越しを見に行きたいと思います。